この仕事(フリーランスWeb制作者)を始めたきっかけ

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どうも山崎レモンサワーです。この週末も仕事三昧ですが、電話・メールが無いので制作は捗りますな。

ぶろぐは定期的に書こうという事で、今日は予告通り更新。1話目で今やってる仕事を始めた経緯というか、きっかけを書いてこうかなと。

今やってる仕事というのはフリーランスのWebのデザイナーというかプログラマーというかエンジニアというかWebの仕事全般です。

ちなみにフリーランスというのはまぁ、言ってみれば個人事業主です。要はWeb制作会社に属してない、一匹狼。
サラリーマンではない・・個人。全てが自由であり、かつ弱小な存在です。

その仕事に就いた経緯をざっくりと・・
高校で工業高校に行ったおいら、進路で急に大学に行きたくなり、進学率5%くらいの万事休す感がありながら、なんとか田舎の工業大学に入学する事ができました。
そこで、一通りのIT技術を習得し、資格も頑張って取り(ネットワークスペシャリストとか第一種情報処理とか)、卒業後、就職で、東京のシステム開発会社に就職します。

1社目のシステム開発会社では就任早々激務でした。一年目から残業時間は150時間を突破し、給料こそ一年目から残業代で50万オーバーしてましたが、体は疲弊していきました。体の疲弊は若さゆえの体力でカバーできるのですが、やはり精神的ストレスはいかんともしがたい・・。
この会社は自社開発を一切せず、他の会社の制作現場に社員を常駐させる、ほとんど人材派遣会社みたいなものでした。
自分が属している会社の人たちと会うのは年に数回。あとは常駐先を短いサイクルで回される日々・・これがなかなかのストレスでした。

2社目に転職し、体や精神的には楽になりましたが・・仕事に情熱を持てず、また数年が経ちます。そこに大学の時の同期であり悪友のWeb制作会社の社長から誘われ、ここで初めてWeb制作の世界に入る事になります。この時が2008年の春くらい。
ここの会社では、日々勉強になりました。技術部として入った訳ですが、何せ小さい会社なので、営業もやらされます。
営業して、引き合いがきて、見積もりして、受注して、ディレクションして、アウトソースするとこはアウトソースして、開発するとこは開発して、納品して請求して、その合間にも、自社製品の開発なんかをしたりして・・小さい会社なので社長と一緒に全工程を体感できました。
自分は独立志向などは、決してなく、この友人の社長をずぅっと支えていくつもりでしたが・・・あっという間に別れは訪れます(恋人かっ)

社長は上場を目標にする超ストイックマン、おいらはずぼらですぐくたびれるぐーたら人間・・自分なりに頑張ってたつもりですが、社長の求めるハードルを超える事ができなかった感じすね。・・あっ別にクビにされた訳でなく、雰囲気を察知して自ら去りました。
(最終的には若干仲たがいな感じになりましたが、今では元の仲の良い旧友です)

しかし、次の就職先を決めずに、いきなり辞めたもので、はてはてどうしたものやら。
でも、もう会社を3社も辞めたおいらに、次の会社を見つけようという気にはなりませんでした。
という事で、フリーランスとしていっちょやってみるかと決めたわけです。
最後の会社でお金を稼ぐ全工程を勉強させてもらったのがでかかったです。
フリーランスになるには、専門スキルに磨きをかけたらなれるいうよりは、経営・営業・経理・事務・制作・マーケティングとかいかに幅広く事情を知りえるかが重要だと感じました。その意味では、前の会社には大変感謝してます。まぁ、あとは多少のコネです。

まぁ、そんなこんなではじまって、もうすぐ丸7年です。
心細いですが、やりがいは満点、自由ってサイコー。

という訳で次回予告:2話:Someiyoshino(屋号)としての7年の歴史まとめ