フリーランスとして独立して困難連発・・乗りこえた今だからこそ考えるリスクヘッジ

どうもーしがないWeb制作者の山崎レモンサワーです。
7年もやってると、危機的状況に陥る事があるのは、何も自分に限った事じゃないんすけどね・・
何回かありましたなぁ。心がポキッと折れそうな出来事が・・

この個人事業というかフリーランスは、この危機的状況を一人で乗りこえなければならない心細さがありますなぁ。

kiki

1.PC・サーバ上のデータ紛失
この手の仕事してると特にバックアップには気を付けてるんですけどね。それでもデータの紛失というか、消失に見舞われるんすよね。青ざめますわね。あれ!?あれ!?ない!!ないがな!!・・みたいな。
PCというかHDDのクラッシュ絡みは多いっすね。昔は外付けHDD一台に定期的にバックアップしてたんすけど、甘いっすよね。
今ではメインPCは2台体制、双方をDropboxで同期を取りつつ、お互いのPCがそれぞれ独立した外部HDDにミラーリングではない、バックアップをスケジュール実行しているという体制で臨んでます。
もうメインPCがクラッシュすると1~2か月くらいは、仕事の能率落ちまくりっすね。
サーバ上のデータのバックアップも当たり前ですけど重要っすね。特にDatabase。Databaseは操作ミスで簡単にデータが吹っ飛ぶんでDatabase専門の技術者はほんと凄いなと思います。
最近ではホスティングサービスで自動的にサーバ上のデータをタイミングタイミングで自動バックアップをとっていてくれて、何かあった際にデータをもらえるなんてサービスがあるんで、相当便利になったなと思いますけど。
ホスティング業者(○○ーストサーバとか)によっては、利用者のデータ全削除なんて失態やらかす業者もいたくらいで・・担当者は焦るなんてもんじゃなかったろうな。

2.お客さんがその手の筋
これ、あるんす。
まぁ、ぶっちゃけ仕事になるのならまぁいいんすけど・・・まぁ仕事にならないすよねディレクション的に。
多くは掘り下げられないすけど。あからさまにその筋の方でなくても、違うヤバさで仕事にならない時も・・
結局既製品を売る訳ではなく、お客様の要望をくみ取り、形にしていくので、お客様がぶっ飛んでいると完成まで持って行けず、工程が破たんする訳です。
なので、さらにぶっちゃけると請ける側でもお客様を選ぶ必要が出てくる訳です。見積もりの金額がどうこうではなく、このお客様となら、いいお仕事ができそうだ・・・と、そんな気持ちを抱けなければ、仕事は断る必要もあると気づきました。
お前は客を選ぶのかと言われたら、当たり前じゃぁぁぁあ、と自信を持って主張するっす。

3.納期、見積もり、アウトソース
納期が間に合わなかったり、見積もりが全然的を得てなかったり、これはかかる工数を算出できてないって事になるんすけど。
まぁ、工数を計算するのは大変っす。要は見積もりする時とか納期を確認する時に工数を計算する全ての材料・仕様が出そろっている必要があるんすけど、全て不足無しに仕様・資料が出そろっている事などほとんどなく・・
全ての仕様が明確にならないと、確定の見積もりとか請けれる請けれないの返事を躊躇っていると、仕事が進まないというか、他に持っていかれたりとか。ある程度、見込みでやる必要があるというか。

あと、このアウトソースっていうのが、実は以外にトラブりやすい。いや、今は分業の時代、良い協力会社さんと連携できれば、一人でこなすよりも良い成果を出す事ができるんですけどね。
アウトソースの中でも丸投げは絶対に良くないすね。
丸投げとはまぁ、クライアントから仕事を請けるだけ請けて、それより安い値段で制作を全て外注に振って、あとはクライアントからの指示をそのまま外注に流すだけ・・それでマージンをもらう形態なんすけどね。
そもそもお客さんの為になってないですよね。お客さんからしてみれば、直接制作する会社に依頼した方がいい訳ですから。
まぁこのWeb業界に限らず、建築業界から、ITシステム業界から、製造業から、この2次請け、3次請けは、当たり前の話なんすけど。外注に振るにしても丸投げせずに、きちんとディレクションして仲介に責任持てば良いんすよね。
まぁ、自分は、外注をほとんど使わない派になりましたけど。

まぁ、そんな事で、今日はこの辺まで。

次回予告
5話:これから、フリーランスWeb制作者を目指したい人向け小話