夏の思い出(国道ゼロ号線事件)

あー、どうも山崎レモンサワーです

ぼちぼち夏が来ますな。
明日から式根島行ってきます♪

夏・・サマー・・
自分の中で最も感情を揺すぶらす季節がサマー、すなわち夏なんす

今日は夏の思い出をひとつ(大した話じゃありませんが)

時は大学時代(1年生の夏)

自分は当時、人生最大のトラウマに打ちひしがれてました・・
詳しくは過去記事参照(人生最大のトラウマの果てに・・・)

周りは夏休みに突入し、部活も休み、友達も帰省・・自分はハゲ・・
もう少しメンタルやられてたら自ら死んでたんじゃないか・・
絶望、そんな状況でした。

そんな、ある日、伝説の先輩金本さんがアパートに押しかけてきました。
「おい、ザク(先輩が呼ぶ俺のあだ名)、今からナガシマスパーランドに行くぞ!!」

ちなみにこの先輩、何が伝説かというと、学費生活費を全てパチンコで稼いでいたり、仮装行列でパンストを被っただけでゴールド聖闘士のコスプレとして警察先導のもと片町を練り歩いたり、雄姿を見せたいと極限の便意の中、試合に入ったり、何もかも型破りでした。

そんな、こんなで、先輩3人と、その日のうちに
金沢から三重の「ナガシマスパーランド」に行ったのでした。
今思えば、後輩の俺がこの世の終わりみたいに落ち込んでいたので、
先輩として励まそうとしていてくれたのだと、ホントに感謝してます。

ナガシマスパーランドは夏全快・・
nagaspa
はじめは照りつく太陽と、アトラクション、プール、水着の美女たちを
目にしても気が晴れない自分でしたが・・

4人乗りのボートに乗って滑り台から落ちるアトラクションで、
人を落として遊ぶ先輩たちのあまりのはしゃぎっぷりに、いつしか笑い転げてました。

帰り際には俺のスキンヘッドは日焼けで皮膚が赤くズルムケになり、化け物みたいになってましたが・・それも笑う事ができました。

うーん、いい話やぁ

さて帰り道

当時、先輩の車にはナビなど着いてなく
地図を見て帰ってました

貧乏学生なのでもちろん下道

地図で発見した山を抜ける超絶ショートカットを発見したのであります。

走ってみるととんでもない山道・・道はどんどん細くなり
30分・・1時間・・1時間半・・ほとんど崖の様な状態
道幅は車一台分、ガードレール無し、下は崖

しかも1時間半走っているのに対向車ゼロ。
引き返そうにもUターンできそうなスペースすら無し・・

2時間走り、深刻さに気付いたのか車内はお通夜状態
そこに標識が・・・・・・・「0」
ゼロ号線・・・へ?

いつの間にか死んでんのけ、俺ら・・
ゼロ号線て鬼太郎の世界じゃん
kitaro

・・・
・・・

今思えば、あの浮世離れした道路は現実だったのか・・
ひと夏の幻影だったのか・・