どうも山崎レモンサワー(@kanazawasodachi)です。
今日はいくつものメディアを運営して、日々SEO動向を肌感で感じていますが、最近のSEO動向・トレンドについてお話いたします。
まず、皆さんは、最近、Google検索の利用者が減っているという話はご存知ですか?
全世界でインターネット・不真帆の普及もよりすすみ、情報量が日増しに爆発的に増えているのにも関わらずです。
参考 グーグルがオーガニック検索トラフィックを減らしている!? いまSEO担当者は何ができるのか?Web担当者Forum理由は情報を取得する選択肢が、増えているからです。
特にSNSとYoutubeの台頭です。
今のインターネットユーザは検索エンジンのようなプル型のツールよりも、SNSやYoutubeなどのプッシュ型の情報取得ツールに触れる時間が増えているという事です。
検索するのは意外と労力がかかるものです。どのような検索キーワードで検索し、検索結果の中から、自分の目的の情報を探し当てる・・・それより、関連動画や興味あるアカウントから情報が自動的に届くプッシュ型の媒体の方が、はるかに楽なのでしょう。(もちろん用途は違いますが)
さて、この検索エンジンの検索トラフィックが減少傾向にあるというのが、今回のSEOを語る上でのひとつの大きなポイントです。
まず、これからは、検索順位を上げるのがより難しくなるということです。
コンテンツの供給は日増しに爆発的に増えているのに、検索トラフィックは減っているのですから、当然ですよね。
まぁ、これはYoutubeでもSNSでも同じことですが・・
情報や娯楽を必要としているニーズ量より、それら情報・娯楽の供給量の伸びの方が大きいという事です。
コンテンツ供給過多の時代ですね。
いくつものメディアを運営していて、感じているのは圧倒的に更新頻度と「ネームバリュー(信頼度)」がめちゃめちゃ大事になってきたという事です。
いいコンテンツを集めたサイトであっても、少しでも更新が滞れば、一気に検索順位は落ち、そして再浮上させるのが至難になってきました。(もちろん競合がまったくいなければ話は別ですが・・)
検索エンジンでなくても、TwitteやFacebookも更新が滞っているアカウントは自動的に削除しますという方針を打ち出しました。
これは、更新がとまっている情報源(サイトやSNSアカウント)には価値がないから、増え続けるデータベース量を整理するためにも、バンバン淘汰していきますよという、当然のトレンドですよね。
もう一つのネームバリュー(信頼度)については、情報の出どころが信頼に足るところなのかどうかを、Googleが重要視するようになってきたという事です。
実績のある企業や著名な有名人、アーティスト、スポーツ選手、公的機関、教育・研究機関などが発信する情報は、評価されるという事です。
一般市民の弱小個人が同じ情報を発信しても太刀打ちできないという事です。
さて、トレンドといっても、重要なのは、この2点のみです。
ネームバリュー(信頼度)については、正直、一個人がどうこうなるものではありませんが、メディアが軌道に乗って、インフルエンサーや有名Youtubeなどになったとすれば、そのブランドは、自分のメディアをより高める、好循環スパイラルに突入します。「富めるものはより富む」モードに突入します。
ただこればかりは、相当にハードルが高いので、もう一つの「更新頻度」のみに宙力するのは結論としてお伝えいたします。
ちなみにこの「更新頻度」に関しては、誰にでもできると思われますが、たかだか週に1回を半年つづける程度であれば、ほとんど効果はありません。
毎日更新するのを最低3年続けてようやく効果が如実に表れてきます。
しかもコンテンツはボリュームがあり、人の心を打つ、優良コンテンツであることは当然です。
このような優良コンテンツを、日々発信できるアウトプットモンスターというのは、1000人いたら2~3人程度かなと思います。
ですので、これからのSEOの施策については人的リソースが貧弱であれば、実現性が低い施策と言わざるをえません。
チームを組んで、ある程度、費用・予算を投下しなければ、拉致があかない水準に来ています。
個人でなんとか費用をかけずに検索順位を上げたいのであれば、心を鬼にしてアウトプットしつづける習慣を身につけるしかないようです。